Joao Bosco / 40 anos depois (DVD)

型番 602537022847
販売価格 3,666円(税込)
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ジョアン・ボスコ。ボサ・ノヴァ/サンバの名曲を作ったコンポーザーとして、そして表現者としても斬れ味鋭いギターのバチーダと、ファルセットやスキャットまで、唯一無比の躍動するリズム感が生み出す圧巻のヴォーカリゼーションには清々しささえ覚えます。72年にエリス・レジーナが”Bala com Bala" を採り上げ、73年に自身の1stアルバムをリリース、キャリア40周年を祝う作品が入荷してきました。

先に行なわれた第23回ブラジル音楽賞でも今年はジョアン・ボスコに捧げる、というテーマがついており、脚本や詩の世界に進んだ息子のフランシスコ・ボスコと歌詞を共作したり、そして娘のジュリア・ボスコも先日歌手としてのデヴュー・アルバムを発表、と周囲も益々にぎやかなこの偉大なブラジルのミュージシャンの記念盤、ということで演奏メンバー達も「豊富なキャリアの中から今、この人たちと一緒にやりたい」と指名された面々、ジョルジ・エウデル(b)、アルマンド・マルサル(per)、ネルソン・ファリア(g)、キコ・フレイタス (drs)を基本編成に、全編をスタジオ・ライヴの形で収録された映像と音源には、音楽家の活き活きとした生命力が漲っています。冒頭から生まれを同じくするミナスの御大、ミルトン・ナシメントのゲスト・ヴォーカル、トニーニョ・オルタのゲスト・ギターが入った"Agnus sei" 、続いてはショーロの名手たちが揃ったトリオ・マデイラが参加した”Plataforma" 、ジョアン・ドナートがピアノを演奏する共作曲”Eu nao sei seu nome inteiro"、キャリア初期からのパートナー- アルヂール・ブランキとの共作曲が多く収録されていますが、その中でも名曲の誉れ高き"De Frente Pro Crime" にはフレッシュなサンバの歌姫 - ホベルタ・サートリオ・マデイラと共に参加、ピアニストのクリストヴァオン・バストスが参加した"Lilia"に、シコ・ブアルキがゲスト・ヴォーカルを務める”O mestre-sala dos mares"、と素晴らしく豪華。アルヂール・ブランキとの共作による自作に、ジョビンの"Fotografia" 、ネルソン・カヴァキーニョによるサンバ曲などなど、サンバ・ジャズの手法を用いたゆったり優美なアンサンブルから、惹き付けられること必至、圧巻の弾き語り部門まで、聴きどころ、見どころ盛り沢山の "熟した" ブラジル音楽作品。DVDは全20曲+メイキング・オブ(葡語字幕のみ...)、CDは16曲収録。


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伊藤亮介



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