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SansAdditif / Comme ca nous chante

型番 SALC 002
販売価格 2,619円(税込)
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陽の注ぐ下、野っ原の上でのピクニック大道芸。南仏アントル・ドゥ・メールから登場のヌーヴェル・セーヌ・フランセーズ。優男の印象に残る唄声とガット・ギター+アコーディオンのミニマムな編成でスウィングするデュオ”防腐剤無添加”(無着色)。何とスケッチブック・ホルダー・タイプのアート・ワークは2008年カレンダー仕様!

バンド名を訳すと”防腐剤無添加”(無着色)、アルバム・タイトルは「わたしたちはこのように唄う」。なるほど余計な装飾を一切排した”ナマの音楽”、言葉を継ぐ息づかいが身体に染み付いたリズムを呼び起こし、蛇腹が空気を孕む様、ギターの弦と振り下ろした指が当たる瞬間の音、クラリネットの円やかな音色が重なり、フレッシュな現在のミュゼットに、東欧ロマ調に、クレズマー調に、レゲエ調に、中には幾重にも重ねたスキャットでアカペラ・コーラス仕立てに、と様々な工夫が凝らされた13曲。未だに多くのファンの支持と信奉を集める80's後期-00's前半フレンチ・ロックのバンド - ノワール・デジール(現在メンバーが収監中)のカヴァーm-3から、少ない手数で可能な限りの楽しさを演出してくれる自作曲、そして08年現在の街頭(というよりも野原)の空気を孕んだシャンソン・クラシックにトラッド…C.アズナブール一世一代の名曲「ラ・ボエム」m-6、 J,ブレルの喜劇ソング「マドレイヌ」m-8、S.ゲンズブール初期の名曲「リラの切符売り」m-10 (この”毎日、切符に穴を開ける”という詩を引用し、実際にアートワークに小さい穴が!)、闘う詩人G.ムスタキの「名も告げずに」m-11、ロロとニコ - ソンザディティフの二人の地元アントル・ドゥ・メールのシンフォニック・オーケストラと共演したトラッド曲に、自身のテーマ曲とも云えるm-13ではキッズ・コーラスなどが参加、大道芸系の先達 - ラ・リュー・ケタヌー(現在はモン・コテ・パンクで活動) ばりにバンド名(=防腐剤無添加)を連呼、ひとつのコンセプト、物語としてキチンと自己完結した2008年、貴方の机上に必須の1枚!これぞ生唄、生音、仏式新潮流。


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伊藤亮介



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