PABLO JUAREZ - JULIAN VENEGAS / DOS CAUCES

型番 BRP 008
販売価格 2,913円(税込)
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2021/6/19売り切れました。

いまや入手困難となってしまったアルバム「sumergido」にて、瑞々しく澄んだコンテンポラリー・ジャズの手法を用い広がりゆく大平原の風景を描き出したピアノ奏者パブロ・フアレス。心底に流れる詩的なフィーリングを大事に紡いだルーカス・エレディアとのアコースティック・デュオ作「Puente Invisibles」も記憶に新しいvo,g のS.S.W.フリアン・ベネガス。若手のふたりはこれまでもこのデュオでのステージを度重ねてきましたが、ここに来て待望のCDアルバムが完成しました。純度の高いフリアン・ベネガスの唄声と洗練と流麗という形容詞が嵌るパブロ・フアレスのピアノ・ヴォイシングを中心とした声とピアノの作品です。二人の共作、或いは各々で書き下ろした楽曲を中心に静寂からドラマティックに躍動する展開まで、滑らかに伸縮を繰り返しながら心のヒダに浸透してゆくような美しいコンポージングの数々。ロサリオで行われた第11回ポピュラー音楽全国会議に出品された"Canoero" にエミリアーノ・ザモラのフルートが参加した冒頭、パブロ・フアレスのアルバムに収録されていた川沿い音楽の真骨頂"El caminante"にフリアン・ベネガスが新たに詩を付けたm-3 から、プエンテ・セレステなどでもお馴染みのエドガルド・カルドーゾ作"Otra vez el mar"の一際滑らかなヴァージョンm-4の流れ。そして一方ではボリビアのトラッド"Senora chichera" m-8から、打楽器奏者カルロ・セミナラが参加してパーカッションと唄のみのルーツ的掛け合いをみせるm-9"Empujoncito del viento"というフォルクローレに根ざした楽曲も。女性S.S.W.ヴェロニカ・コンドミの"La puerta del sol" m-12 も採り上げたところにこのプロジェクトのコンセプチュアルな成り立ち、ロジカルさが伺えます。







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伊藤亮介



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