*[新入荷商品]当店で『エクスペリ・サンバ』として紹介差し上げてきた、サンパウロの前衛的なインディペンデント・シーンをはじめ、近年の意欲的なブラジル音楽作品になくてはならない存在となっているギタリスト、ギリェルミ・エルヂ。キャリアの集大成とも云える1stソロは17曲入りの白/青・マーブル・ヴァイナル重量盤2枚組、300枚限定シリアルNo.付。フーベル、クリオーロ、トゥリッパ、マリア・ガドゥ、タルマ・ヂ・フレイタス、ナー・オゼッチ、フィリピ・カット....客演も彩り豊かに、エクスペリ・サンバの雄ホムロ・フローエスがギー・エルヂと共同プロデュース。
サンパウロのアンダーグラウンド・シーンを司るギタリスト、ギリェルミ・エルヂのソロ大作が2枚組LPで!
70年代ブラジル音楽黄金期を彷彿とさせる灼けつくようなファズ・トーンと突き抜けた開放感。ミナス出身の女性シンガー、ジュリアナ・ペルヂガォンをフィーチャーした"Tempo De Ouvir O Chão"ではクルビ・ダ・エスキーナにオマージュを捧げ、トゥリッパをフィーチャーした"Pólvora"では師匠ラニー・ゴルヂンがガルやカエターノ、ジルの作品で用いたファズ・ペダルを使用し、トロピカリアの極彩色風景を描いてみせれば、故レチエリス・レイチをフィーチャーしたアフロ・サンバのインスト"Sorongo"〜クリオーロとビシーガ70のブラスをフィーチャー、70年代のメロウなサンバ・ソウルを彷彿とさせる"Laço de Fita"〜クルミンのファルセットが美しい"Me Conta o Vento"、ホムロ・フローエスとマリア・ガドゥのデュエットがオブスキュアなエクスペリ・サンバに映える"Isso é o Que Se Diz Irmão"という並びのB面から、イアラ・ヘンノやマリアナ・アイダール、タルマ・ヂ・フレイタス、ホドリゴ・カンポスらパッソ・トルト / メタ・メタの面々、セルジオ・マシャードにドゥドゥ・ツダ、サンパウロ・インディペンデント・ミュージシャンが揃い踏みしたC〜D面には、フーベルをフィーチャーした"Pra Bem Perto de Mim"や師匠である故ラニー・ゴルヂンとのインスト・ギター・デュオ曲"Pingo D'água"まで17トラック。ホムロがギーことギリェルミにソロ作を作るよう提言した10年前から、ミルトン・ナシメント・トリビュート、ダンテ・オゼッチとのジョビン・トリビュート、エラズモ・カルロスへオマージュを贈るショーなどなど、ギーが参画してきた様々なショーのプロジェクトの狭間でストックを重ねてきた楽曲のアイディア断片を一年がかりで精査、研磨して構成して2020年に配信開始、2023年になってヴィニール化された本アルバムには、ラニー・ゴルヂン、レチエリス・レイチ、そしてwebマガジンで本アルバム楽曲毎の記事を掲載しているジャーナリストのルイス・シャガスたち、この世を去ってしまった者たちとの共演や想いも詰まっています。