*Quiet Cornerコンピレーションにも収録されたことのあるサンパウロの作曲家・ギター奏者パウロ・グスマン。街の物語を優美に彩るサウンドトラックともいうべき、素晴らしいブラジル・インストゥルメンタル作品、発掘盤です!
【ブラジル・インスト】ショーロ、タンゴ、輪舞曲、抒情風景が浮かぶ詩的で優雅な器楽曲は天下一品。サンパウロのコンポーザー、パウロ・グスマンの2009年作を発掘!
1956年サンパウロ出身のコンポーザー/ギター奏者パウロ・グスマンによる優雅で叙情性に溢れたインストゥルメンタル作品。現地有力ジャズ誌をして『インスト音楽が好きな人はこのコンポーザーの作品を聞く必要がある』と言わしめたアルバムがこちら。モリコーネやバカラックのサウンドトラックを思わせる物語性。ヴィラ=ロボス、ピシンギーニャ、ガロート、ナザレー、ジョビンたちの築いたブラジル音楽の手法と、アストル・ピアソラに影響を受けたタンゴ・ミロンガなど他地域の音楽性をも取り込んだ多様な表情。
本盤はゲスト・プレイヤーも豪華で、弦楽四重奏も参加したm-1"A Cidade Enfeitiçada”(魔法にかけられた街)には、トニーニョ・フェハグッチ(acc)、ヴィブラフォンもフィーチャーされたm-3"Quando ela se faz bonita"(彼女が美しくなる時)には故ドミンギーニョス(acc)、m-8"Plataforma de embarque"(乗車プラットホーム)にはヴィトール・ロペス(harmonica)、マネー・シルヴェイラのS.サックスがリードをとるm-9"Do outro lado da rua"(通りの向こう側)にはシコ・サライーヴァ(g)、m-13"Cafe du Commerce"はトニーニョ・フェハグッチ(acc)とレア・フレイリ(flute)、m-14"Crônica da casa abandonada"(廃屋の記憶)にはレア・フレイリ(flute)、ビッグバンド・ショーロの風情を醸し出すm-15"Romance em Vila Humaita 3°ato"(ヴィラ・ウマイタのロマンス第三幕)にはスワミ・ジュニオール(7str. g)、随所にプロデューサーを務めるセルジオ・モリーナ(g)も参加。デカダンスから寂寥、ロマンチックな心象風景まで、想像力を掻き立てられることこの上ない珠玉のアルバム。