ミュゼットやジャヴァ、フランスのバーで繰り広げられて来たダンス音楽/ストリート音楽を現代へと昇華させたヌーヴェル・セーヌ・フランセーズのバンドたちの祖。一晩で1stアルバム一枚分の10数曲を録りあげてしまい、多くの観衆やミュージシャンたちから賛辞を寄せられるラ・リュー・ケタヌー(La Rue Ketanou)。現在は
モン・コテ・パンクと分裂してしまっていますが、何と2009年再始動というニュース。その伝説のバンドのヴォーカル/アコーディオンを務めるフローラン・ヴァントリニェール(Florent Vintrigner) のソロ・アルバムが入荷!アコーディオンとギターに、カホーンなどのパーカッションにパルマ(手拍子)、少しの管楽器という”街頭演奏”をそのまま封じ込めたかのようなシンプルさ、吟遊詩人、ボヘミアンのように感情の赴くままの言葉、愛と欲望を詩的に描き出す言葉の数々を時には吐き出し、時にはスウィングさせながら、唄うその様は格好よいの一言!これぞ感受性、これぞフランス男。