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La Rue Ketanou / A Contresens

型番 LRK 767372694
販売価格 2,515円(税込)
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ストリートは俺たちのもの( La rue qui est à nous )をもじったバンド名、ラ・リュー・ケタヌー。リアルな大道芸人を出自とするこの三人、ギター+ギター+アコーディオンにヴォーカル、そしてコメディー、時に社会派な演劇要素の詰まったフランス語歌詞と掛け声コーラス。3人だけで、或はカホンやウッドベースを交え、素朴ながらザックザック刻まれる演奏はツィガーヌやミュゼット、ポルカにスカにルンバ・カタラーナと躍動するルーツ・ダンス音楽のリズムを下敷きとしています。一泊二日のスケジュールで16曲が一斉録音された1stアルバム「En attendant les caravanes...」('01年 sony france)の手法、そしてライヴ・ツアーを主体に置いた姿勢はその後のヌーヴェル・セーヌ・フランセーズと呼ばれるバンド達の指針ともなりました。'03年のライヴ盤を含む3枚のリリースの後、活動を休止しアラブでファンクでパンクなバンド -Mon Cote Punkにムラードとオリヴィエ、詩人・ソングライターとしての真骨頂を追求したフローランのソロ「T'inquiete Lazare」へと分裂してしまっていましたが、5年を経てインディペンデントに戻り再結成・復活盤をリリース!それぞれの活動や旅で得た影響がさりげなく溶け込み、生なましいスウィング感が満載のリーディング・トラックに始まり、新たな道を進もうとする高齢の離婚女性へ贈るサポーター・ソング(m-2)、ポエトリー・リーディング/ラップ(m-3)やそこはかとなく男の哀愁を漂わす逸品のポルカ(m-5)、ピアノのブギー(m-6)、ボサ・ノヴァ(サン・パウロという曲も) にタンゴ・ミロンガ(m-8)にロカビリー(m-13)と音楽性も多様さを見せるのですが、感情の起伏・パッションに生活の息吹だけが詰まったアナログ・ライクな録音といい、ケタヌー以外になし得ない感動の復活作と断言できる傑作です。打楽器やアンプ増幅されたヴォリュームだけに頼らず、多くのフランス庶民の心を鷲掴み、モッシュやダイヴを喚起するバンドはなかなか居るものではありません。フランスの道路看板を模したマグネット・シール付き。


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伊藤亮介



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