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Los Cocineros / Platos Voladores

型番 GK48190
販売価格 2,409円(税込)
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白エプロンを纏いガレージ・パンクなボレロやミロンガ、スカにフォックストロットにクンビア、チャマメとラテン・ルーツを調理するユーモラスな出で立ちのアルゼンチン・コルドバ出身男女混合6人編成バンド、ロス・コシネロス。B級サイケデリック映画へとオマージュを贈る宇宙的新境地、5枚目のアルバムがリリース!

フライング・ソーサー・アタックといった風情のアルバム・ジャケット。これは”調理師達”という意のバンド名と、史上最低と云われた映画監督エド・ウッドのカルト・ムービー「プラン9・フロム・アウタースペース」に出て来るシーンを掛け合わせているという。この世界観は宇宙現象学者の言葉を引用すると同時にテルミンを使ったサイケなm-1「私は魚群を横切る(序曲)」から顕著で、シネマティックな本アルバムの多彩さを期待させる。舞台女優出身であるメインvoのマラ・サンチューチョの一聴きでそれと分かるコクのある突出した声のみならず、今回は主立った曲を手がける男性メンバー:アルフォンソ・バルビエリ(acc, p, g…)も自作の70sソウル調ボールルーム・チューン(m-4)でヴォーカルを採ったり、もう一人の女性メンバー:ソル・ペレイラ(tp, g, ベネスエラの4弦g)もコケティッシュでイエイエ調なm-2で唄ったり、と振り幅は更に宇宙にまで拡がった印象を受ける。フランシス・レイの「ラヴ・ストーリー」を断片的に引用したm-8「建物のてっぺん」はトランペットのフレーズを伴いスカとサルサが折り重なったよう。m-13「ポピ(犬の名?)へのレクイエム」ではクンビアとラガマフィンをミックス、バルセロナのアーチスト真っ青のアプローチを魅せる。現地音楽誌をして”カフェ・タクーバとベルスイトゥがボカの食堂でホロポ(軽快な民族舞踏)をやっているようだ”と云わしめたm-9「誰だった?」や他のオルタネイティヴな楽曲群、所々に挿入されるビートルズのフレーズだったり、このバンドの面白さは5枚目となった今回でも尽きることがない。

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伊藤亮介



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