2024/3/21 売り切れました。
*オリジナル原盤(推定市場価格- 2.5~5万円)では、カヴァーにVellosoと綴られ、モノラル録音ですが、本盤はその後の正規リイシューVerve盤と同様、ステレオ録音でVeloso に修正されたものを使用しています。裏ジャケはCompanhia Brasileira de Discosのロゴが入ったオリジナル盤の複製、ブックレットなどは付属しておりません。個人的感想では、CDで散々聴き込んできましたが、アナログで聴くとまた新鮮な印象を受けました。 音質も良好です。
1967年に発表されたガル・コスタ&カエターノ・ヴェローゾ「Domingo」。ふたりのソロ・アルバム制作に先駆けてレコーディングされた本作は、リーディング・トラックの放浪する心="Coraçnao Vagabundo"に始まり、ボサ・ノヴァの神様ジョアン・ジルベルトもレパートリーにする"Avarandado"、66年の歌謡フェスティヴァルで最優秀歌詞賞に輝いた"Um Dia"、バイアーノの郷愁、アイデンティティを歌に籠めた"Quem Me Dera"など、カエターノがガルに提供する意味合いで書かれた名曲の数々と、エドゥ・ロボ"Candeias"、シヂネイ・ミレール"Maria Joana"、ジルベルト・ジルとジャーナリストのトルクァート・ネトの共作"Minha Senhora"、"Zabele"など、ギターや木管を中心としたスモール・アンサンブルと少しのパーカッション、アンニュイなガルとカエターノの歌声、まさしく日曜("Domingo")の午後のゆったり気怠く流れる時間を満喫できる、ブラジル音楽史に輝く名作。
A1 Coração Vagabundo 2:25
A2 Onde Eu Nasci Passa Um Rio 1:59
A3 Avarandado 2:44
A4 Um Dia 3:12
A5 Domingo 1:25
A6 Nenhuma Dor 1:33
B1 Candeias 3:12
B2 Remelexo 1:54
B3 Minha Senhora 4:15
B4 Quem Me Dera 3:23
B5 Maria Joana 1:41
B6 Zabelê 2:48