Sessa / Pequena Vertigem de Amor (米国輸入盤 CDデジパック)

型番 MEX369
販売価格 2,796円(税込)
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CD

サンパウロのフォーキー・ミニマリストとして70年代トロピカリア、ガレージ、サイケを纏った幻想的なアルバムを2枚リリースしてきたS.S.W.のセッサ。前作でコラボレイトした元オ・テルノのドラム奏者- ビエル・バジリ、エクスペリ・サンバ勢のパッソ・トルトやメタ・メタでお馴染みのベース奏者- マルセロ・カブラルとガップリ組んで、一から制作した3rdアルバムは、エレピを用いたコズミックなソウルやMPB的管弦アレンジも施し、従来のサイケデリック・フォーク/ガレージ・サウンドを発展的に進捗、新機軸を見せています。


ゆったりとしたガレージ・ソウルで自身第一子の息子との日々を綴った"Pequena Vertigem"から、ジャジーなベース・ラインに導かれピアノがブギーを刻む"Nome de Deus"、テンポを少し上げたドラムのフィルとオブスキュアなメロディーが絶妙に絡み合う"Dodói"では幼児の視点から世界に愛を求める...。愛欲や恋人との関係を描いた前二作品から、守るべきものが出来たという父性の出現、息子を得て初めて知る生命の神秘、新たな世界、これらを詩的に綴っています。書き溜めた日常メモから、スタジオでビエル、マルセロと向き合いセッションで作り上げた9曲。シングル・カットされた"Vale A Pena"などで見られる70年代のブラジリアン・ソウル感を醸し出すブラジル製エレクトリック・ピアノやワウ・ギター、往年のMPBの絢爛なアンサンブルを彷彿とさせる弦楽四重奏にフルート、封入された英訳の歌詞カード、これらは欧米日でツアーを行ったセッサの表現がより広く世界へと向けられたものであると確信させます。「思春期や若い成人期に夢中になった音楽は、その人の魂を永遠に汚してしまうというのが私の持論です」とローリング・ストーン・ブラジル誌で語る通り、米国のソウル・R&Bから、イルドンやエラズモ・カルロスの影響も垣間見える好作品。











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伊藤亮介



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