2024/9/20 売り切れました。
【輸入盤LPレコード入荷】AOR調に華やいだブラジリアン・ブギー、アナ・フランゴ・エレトリコの新章、3rdアルバム登場!
ローファイ宅録ガレージ・ロックとベッドルーム・ボサが入り混じった2ndアルバム「LITTLE ELECTRIC CHICKEN HEART」は2019年当初輸入盤CDでお店でも好セールスを記録しました。カリオカの25歳、女性S.S.W.アナ・フランゴ・エレトリコは自分をどのように表現するか、自己プロデュース能力の高さで各方面で注目を浴び、ジュリア・ブランコやヴォヴォ・べべー、バーラ・デセージョに共同制作者として参加、溢れ出る才気をそこかしこで発揮しています。先行シングルとして配信されたm-1"Electric Fish"やm-7"Insista em Mim"、ラッパー、ジョカが参加したm-2"Dela"を聴いたらわかるように、この新作では1970年代の俗にいうサンバ・ソウルのサウンド、カッシアーノ、チン・マイア、リンコルン・オリヴェッチらの手法をリファレンスに、いまの感覚だととてもキッチュに感じる80年代のリズム・ボックスやイフェクト、マーロン・セッチ(tb) やドーラ・モレレンバウム(バーラ・デセージョ)のホーン・アレンジ、サンバ・ファンキのグルーヴを形成するアルベルト・コンチネンチーノ(b)とセルジオ・マシャード(drs)のリズム隊の完成された演奏、そしてカリオカらしい朗らかさと文芸女子の佇まいに満ちたアナ・フランゴの唄メロと多重コーラス。いま我々が求めるブラジル音楽がここにはあります。m-10"Dr.Sabe Tudo"はフビーニョ・ジャコビーナ「Rubinho e Força Bruta」(2004)のリーディング・トラックのアナ・フランゴ流カヴァー、ヴォーカル処理に現代らしさを感じさせます。