サンバの女王、ベッチ・カルヴァーリョをゴッド・マザー(後見人)につけたサンパウロのパゴーヂ・グループ、クインテート・エン・ブランコ・エ・プレト。後にベッチをはじめとしたサンバ界のビッグ・ネームたちがこぞってバックを依頼し、のちにベスト・サンバ・グループをはじめ音楽賞を受賞する名実共に格別なグループの金字塔的1st CDアルバム「Riqueza do Brasil」(2000) が入荷。
サンパウロのビシーガ地区にあるボカ・ダ・ノイチというバーで出会った若者たちで結成されたパゴーヂ・グループ、クインテート・エン・ブランコ・エ・プレトは、マヌー・ソウザ(パンデイロ)とマウリリオ・ヂ・オリヴェイラ(カヴァキーニョ)の兄弟と、イヴィゾン(へピーキ)、エヴェルソン(ギター)にヴィクトル(スルド)のペソア兄弟、二つのファミリーが合体して編成されています。このグループのファースト・アルバムでは、リオのラパで育まれた伝統とフレッシュな感性が融合し、ネイ・ロペス、ルイス・カルロス・ダ・ビラ、モナルコ、ネルソン・サルジェントらのサンバと自らの楽曲を織り交ぜ軽妙に繰り広げています。カヴァキーニョの名手として知られるマウロ・ヂニスのほか、ルイジーニョ・セッチ・コルダス(7弦ギター)らに木管楽器がアンサンブルの一角を成し、ベッチ・カルヴァーリョがフィーチャーされたm-4"Sempre Acesa"、アウミール・ギネト参加のm-9"Reveses"、サンバ・ドラムの意のヴェイターでもあるウィルソン・ダス・ネヴィスが自作曲で子供コーラスを従えたリード・ヴォーカルとして参加するm-11"O Tempo Que Eu Era Criança"に、ヴェーリャ・グエルダ・ダ・カミーザ・ヴェルヂ・エ・ブランコをオマージュしたメドレーなどなど、たっぷりのヴォリュームでフレッシュな感性のパゴーヂを浴びれる至福の一枚。