Monica Tomasi / Quando os versos me visitam

型番 moto400
販売価格 2,515円(税込)
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サンパウロ都市派でも突出した絶対的存在と呼んでも構わないだろう、洗練されつくした知性の微笑、憂い、華やぎ、様々な女性らしさの表情を魅せてくれるムジカ・ポップ・ブラジレイロのS.S.W.、日本でも多くのファンを持つモニカ・トマージの4thアルバム!セルソ・フォンセカ参加。

リオ・グランヂ・ド・スル州ポルト・アレグリで頭角を現し、90年代からの10年間をサンパウロを拠点に活動、シコ・セーザルやカシア・エレール一派、ナー・オゼッチらいつでも驚きを与えるようなコラボレイトを続けて来た彼女のキャリアはいよいよ頂点に差し掛かったかのよう。今作ではコンポーザーとしてもその才を存分に発揮。まず詩作の方では現地メディアをしてカルトーラからカズーザまで、サンバからロックまでの手法を自分たちのものとする域まで達しているとされ、そこに女性らしさ、フェミニンな愛の表し方や感情の表現が加わり、隠しても隠しきれない知性がそこはかとなく滲み出ている。その詩作パートナーに選ばれているのが同郷ポルト・アレグリで掛かったサイコロジーなテーマの演劇作品"カラミダーヂ”でディレクター、演出を担っていたクラウヂア・ヂ・ベンとマノエラ・サヴィツキーの2名(セルソ・フォンセカがgで参加したm-1にm-3)。そしてペネローピというバンドで活動し今やブラジルのポップ・シーンに多大な貢献を果たすエリカ・ナンヂ(m-5)とカチア・ドット(m-8)、フェルナンダ・ヤングとのパートナーシップで書き上げたボサノヴァ・リズム+未来派フォーキー・ポップの逸曲m-2 "10のダイアモンド”では「もし全ての痛みが頭痛のように去ってくれたら/しかし痛みは過ぎる事無く私を叩きのめす/愛の痛みは怒りの痛みね/死んでも独り...」と女性の気持ちを見事に代弁。他にもシマラ・アンチエッタとの共作(m-7)など女性とのコラボレトにとことんこだわる。その他50年代のトリオ・ナゴォンで知られる昭和歌謡調のサンバ・カンサォンm-10”プレッシ・ド・ヴェント"も収録。m-2,m-6,m-9,m-13などポップ・フレイヴァーさんざめくモダン・フォルクなタッチの00年代サウンドがブラジルという地においてはこうも芯の強い音になるのか。ギターのストロークにアナログ・シンセのアイソレーションにヴィンテージなE.ピアノ、陽光のようにきらびやかなマンドリンの音色、エリカ・ナンヂ(前述exペネローピ)やプロデューサーのジョアン・エルベッタ (ガレージ・バンド、ロス・ピラータを率いる。女性S.S.W.のルー・オルタのアルバムにも参加)によるタメの効いたベース・ライン、バンゼーやロス・ピラータといったガレージ・バンドにも参加するマルセロ・エッフォリがds、ファビオ・タギリアフェッリ(vl)の名も。大都市サンパウロ、街角の恋人達が聴かんとするコケティッシュなムジカ・ポップ・ブラジレイロ・インディペンデンチ!


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伊藤亮介



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