☆☆☆☆☆ APCA 2020 「年間最優秀アルバム」 受賞
☆☆☆☆☆ Multishow Awards 2020「最優秀カバーアート」受賞
☆☆☆☆☆ Multishow Awards 2020「最優秀録音」受賞
現地メディアで<2020年前半、聴くべき一枚>の好評価を得たレコード。サンパウロの前衛志向な音楽シーン、エクスペリ・サンバと呼ばせていただいている一派で、パッソ・トルト、メタ・メタの両バンドでギター奏者を務めるキコ・ヂヌッチのソロ名義二作目が再びリイシュー。何とこのアルバム、2020年のTrês Selos盤を皮切りに、Mais Um Discos、そして今回のGoma Gringa盤と、複数のレーベルからアナログLPとしてリイシューされてきた異例の作品。2023年のGoma Gringa盤は、外装を漁網で覆うという斬新な特装エディションです。前述のバンド編成や前作「Cortes Curtos」で見せてきたファズ・トーンやポスト・パンク色から一転、パーカッシヴでハードエッジなヴィオラォン(生ギター)を中心に据え、性急に、果敢に攻めるアフロ・サンバを展開。
バーデン・パウエルのアフロ・サンバ奏法を彷彿とさせるソロ・ギターのインストゥルメンタルに始まり、パッソ・トルトでも挑んでいる打楽器レスのギター表現にこだわった自作曲群。めくるめく展開のリフとズシッとヘヴィな低音弦の響き、これらを中心に据えつつブラジル北東部音楽でみられるようなエンボラーダ(掛け合いコーラス)には、ジュサーラ・マルサルやドゥルシ・モンテイロ、マライーザ、グラッサ・ヘイスと女性シンガーたちを起用。1955年にシロ・モンテイロが歌ったa-4"Vida Mansa"は研ぎ澄まされた音使いでまさにエクスペリ・サンバのスタイルへと生まれ変わっています。自身のヴォーカルに女性コーラスを従え朗らかさを演出するa-5"Foi Batendo o Pé na Terra"に、アヴァ・ホシャをフィーチャーし咆哮を交えたb-1"Dadá"、ラッパーのオジをフィーチャーし、トン・ゼー的なメッセージ・ソングを繰り広げるb-2"Veneno"、一服の清涼剤のように輝くジョンゴの様式b-3"Tambú e Candongueiro"はバンド - アフロ・マカロニコと2008年に発表したものの再解釈、ラストのタイトル・トラックの女性コーラスとのリフレインまで、アフロ・ブラジルの音楽要素を現代の前衛志向精神でリノベイトしたものをシネマティックにみせるコンセプチュアルなアルバムは、漁網を施した新装ジャケットの豪華なアートワーク、そして詩やささやきの中に、危機的状況にあるブラジル国内の世情への風刺も直接的にではないですが、籠めていると言います。
• 国内限定350部。
• ポリゾン社製150g透明ディスク。
• カバーは新モデル:シンプルなハードカバーで、以下の構成です。
— 表紙:4x0スケールカラー印刷、光沢ラミネート加工。
— 裏表紙:4x0スケールカラー印刷、光沢ラミネート加工。
— 内見:120gカラープラスカルタヘナ紙。
— 内封筒:140gベラム紙、パントン1x0で印刷。
— ラベル:2x0パントン印刷。
— ダストジャケット:オレンジメッシュバッグ。